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質問内容

Q期の途中で収益事業を開始したときの法人税等の処理について

質問者:  投稿日:reg_datetime  記事番号:052325107350000005

昨年8月に法人登記を終え、本年1月より医療保険業(訪問看護認可1月)の収益事業を開始し税務署へ開始届(青色申告・非課税)を提出しています。
現在事業はこの収益事業のみです。

今期会計期は8月~翌3月末で、初めての決算、確定申告、(事業報告書等の提出)で、戸惑うことばかりです。
ご指導どうぞ宜しくお願いします。

▶【法人税の処理についてお尋ねします。】
今期赤字決算なので、法人住民税(均等割)のみを決算仕訳で計上になると思います。
①法人県民税(均等割8月から1月分:8,700円・1月から3月は0円)
②法人市民税(均等割2月から3月分10,000円(60,000×2/12ヶ月):収益事業のみ)

NPO法人会計基準により、
部門別に同じ[法人税・住民税及び事業税]勘定科目で、
①の仕訳
[【管】法人税・住民税及び事業税 8,700円] <管理部門>
②の仕訳
「【事】法人税・住民税及び事業税/未払法人税等 10,000円] <収益事業部門>

と計上したところ、
「活動計算書」
 [税引前当期正味財産増減額]▲1,000,000円
 [法人税・住民税及び事業税]18,700円
 [当期正味財産増減額]▲1,018,700円
「財務諸表の注記の」収益部門の収支
 [公租公課] 0円(収益事業)  0円(管理部門)  0円(合計)
となります。

この仕訳で作成した財務諸表「活動計算書」「財務諸表の注記」等で、
収益部門についてのみの確定申告をしようと思うと、
管理部門の法人税も含めた18,700円を損金として計上することとなります。

10,000円のみを損金として計上する為、
管理部門での仕訳を、
【管】法人税・住民税及び事業税 ⇒ 【管】公租公課
とし、

①の仕訳
[【管】公租公課/未払法人税等 8,700円] <管理部門>
②の仕訳
「【事】法人税・住民税及び事業税/未払法人税等 10,000円] <収益事業部門>

とすることで、
「活動計算書」
 [税引前当期正味財産増減額]▲1,008,700円
 [法人税・住民税及び事業税]10,000円
 [当期正味財産増減額]▲1,018,700円
「財務諸表の注記の」収益部門の収支
 [公租公課] 0円(収益事業)  8,700円(管理部門)  8,700(合計)
となり確定申告もこの数字で進める気がします。

▶【そこで質問です】
管理部門の[法人税・住民税及び事業税]8,700円を[公租公課]勘定で処理して構わないでしょうか。

使用している会計ソフトの仕様によるのかも知れません。
また、本来の正しい仕訳方法、考え方もお教え願います。

説明がうまくできず長くなり申し訳ありません、伝わりましたでしょうか。
回答どうぞ宜しくお願いします。

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