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NPO法人の税務

質問内容

Q解散時の借入金残高と正味財産の処理

質問者:  投稿日:reg_datetime  記事番号:032820104010000006

2020年3月末での解散を目指しているNPOです。同じ年度末の通常時の決算では、借入金が500万円あり、正味財産は300万円(内、当期利益100万円)あると仮定します。先日、ある司業の方から、解散時には借入金、正味財産ともできるだけ0に近づけるよう助言を受けました。
 正味財産は定款により、他のNPOや社会福祉法人あるいは公益財団法人等に寄付することは、予め理解できておりました。しかし、借入金も0にする必要があることを、そのとき初めて知りました。借入金500万円の債権者は私ですので、債権を放棄するつもりですが、そうすると寄付金収入が500万円増えます。

 ここから後のことが良くわかりません。仮にこの500万円を当期事業損益に加算すると当期利益が600万に膨らみ、法人税は、約150万円と見積もることができます。従って、当期純資産増は450万になり、前期までの正味財産200万円を加えると650万円に膨れ上がります。
 結局、法人税も含めると800円が出て行くので、未払金や預り金、未払報酬等に対応する一部資産を除いて、その他すべての資産が失われることになります。納得できない気がします。
 専門家のお立場から、勘違いしている点や問題点等をご指摘頂ければ幸いです。
 

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