質問者:教えてください 投稿日:2019.06.04 記事番号:060419103760000002
当法人では県からの補助金を得てカウンセリング事業を行っています。
収益は、相談者からいただいた相談料、寄付金、県の補助金で
経費として、カウンセラーの給与、消耗品、印刷費、などで全て使い切り
収益を上げていません。
この事業も法人税上収益事業としてみなされるのでしょうか?
ちなみに事務所があり、そちらで継続して行われている事業ではあります。
回答者:馬場 投稿日:2019.06.04 記事番号:060419103770000002
NPO法人は、34種類の収益事業に対して、法人税の申告義務があるのですが、寄附金や補助金を前提として運営している事業まで申告しなくてはいけないのかという疑問があると思います。
私は、収益事業が課税されるように至った経緯から、収益事業たる事業は「営利を目的とした収益性を有し、反復・継続して行われる一定規模以上の経済活動」を指すものと考えていますので、ご質問の事業が「経常的に利益が発生する余地がない事業」であれば申告する必要ないと思っています。
また、カウンセリングが、34の種類の収益事業のどれにも当たらないという考え方も持っています。
具体的な根拠を示していないかも知れませんが、参考になれば幸いです。
投稿日:2019.05.14